客観タイプにお勧めの職業や働き方

「A」は客観タイプ

適性診断のテストの結果、Aの回答数の方が多かった方は客観タイプといえます。これは、個人的な感情やフィーリングに惑わされることなく冷静に的確に事実に基づいて判断を行える資質を持った方ということです。このような特性を持っている方は論理的判断能力が高く他人の誤りを指摘することにも躊躇しないため、そのような特性を活かせる仕事に就くと良いでしょう。また感情に流されることがなく冷静な判断を行えるので、人の命を預かるような仕事も適性があるでしょう。その他にデータを扱うことも得意ですので、物作りなども向いているかもしれません。

コンサルタントやWEBデザイナー

上記を踏まえてお勧めの仕事をあげますと、コンサルタントやWEBデザイナーなどになります。
例えばコンサルタントであればコンサルティングファームに所属し、相手の会社の経営上の課題や誤りを見つけそれを指摘する仕事になります。またコンサルティングファームへ所属しなくとも、飲食コンサルタントやWEBコンサルタント、採用コンサルタントなどの仕事は多く、相手のお店の経営を改善するための指摘やWEBサイトをよりよくするための指摘、採用プロセスを最適化するための指摘などを行います。当然相手に指摘をするにあたっては説得力が重要であり、感情やフィーリングではなく事実や数字に基づいて考え発言できる人の方が向いている仕事といえます。
またWEBデザイナーは物理的な物を生み出すわけではありませんが、WEBサイトという完成物を生み出す一種の物作りといえます。デザイナーというぐらいなので感性が重要に思われるかもしれませんが、WEBサイトの作成は日々数字との戦いでありどのようにサイトのレイアウトや内容を変更したらどのくらいの閲覧やサイトへの問い合わせにつながるかなどを、かなり厳密に効果測定しデザインに反映させます。緻密で根気もいる仕事ですが、だからこそ客観タイプの人に向いた仕事といえます。

客観タイプの人の注意点

いかなる場面においても客観的な視点から判断を行おうとするため、論理的でスマートな印象を人に与えるでしょう。しかし逆に人間味が薄いと感じられたり、情がないと感じられるかもしれません。もちろん、言っていることが不明瞭になったり感情的になったりすることがないので人に頼られることも多い存在なのですが、その場合も距離ができてしまうかもしれません。
時には意識して感情的な表現を用いてみたり、主観的、感情的な人には普段より注意深くケアをしてあげるなどすると、より高い評価を得られるでしょう。