上手く上司をコントロールする働き方

コミュニケーションはタイプ別に変える

男女問わずサラリーマンとして組織で働く以上、上司との関係は極めて重要になります。上司との相性が良く評価も高ければ仕事もしやすくなりますし、昇進や昇給にも好影響を与えてくれます。しかし、その逆に相性が良くなければ非常に大変な思いをするでしょう。嫌われるようにまでなってしまうと、会社に行きたくなくなってしまうほどのストレスを感じる場合もあります。
そこで上司との出会いや相性をただの運任せにするのではなく、相手のタイプを分類し積極的にそのタイプにあったコミュニケーションを取っていくことで、良い関係を築き上手くコントロールしていくことが大切です。

コントローラー気質の上司

まずは、コントローラーといわれるタイプの上司です。このタイプの方の特徴は物事や他人を自分の望むようにコントロールしたい、支配したいという気持ちが強いことです。優しい感情を表現することは苦手で、簡潔さや明快さを好みます。
このタイプの上司への対処法ですが、あやふやなものや分かりづらいものを嫌う傾向にあるので、結論からシンプルに伝える表現を普段から心がけましょう。

アナライザー気質の上司

次にアナライザーといわれるタイプの上司です。このタイプは計画を立てたり分析をしたりすることが好きで、物事は慎重に進めたがります。また、客観的で冷静な人柄といえるでしょう。
上司がこのタイプなら、報告などは常に自分の考えも付け加えるようにして可能な限り裏付けも行うようにしてください。その内容の全てに賛成してくれるとは限りませんが、そうした努力を公平に評価してくれます。

プロモーター気質の上司

プロモーターといわれるタイプの上司も多いでしょう。このタイプの上司は物事を進めることに対して積極的であり、アイディアが豊富です。また社交的でよく話す方が多いのですが、人の話を丁寧に聞くのは苦手という方も多いです。
このタイプの上司は周囲が上手く反応してくれないとやる気をなくす場合があります。多少大げさにでも反応し、相手に対して好意的なコメントをすると良いでしょう。また否定的な発言を嫌うので、上司のアイディアが分かりづらくとも「では私はこれをしたら良いでしょうか？」などといってイメージを具体化する手伝いをすると良いでしょう。

サポーター気質の上司

最後は、他人の気持ちに敏感で面倒見も良いサポータータイプの上司です。このタイプの上司は他人に対して配慮をする気持ちが強い分、指示や命令を苦手としている人が多いのが特徴です。こうした上司の場合部下に仕事を振れず抱え込んでしまうことが多いので、積極的に手伝えることを聞きに行くと良いでしょう。